
ジュニアのトレーニング
リフティングの姿勢、リズム、インパクト
インサイドキックのフォーム、精度
基本的なアクションを確認いたしました
メインのトレーニングは
「情報を入れる」
“情報”とは、周囲の人の位置や、ボールがある場所を知ること指します
〇ボール無しでの、対面での1vs1
〇ボール有での、対面の1vs1
〇ワンタッチで相手のプレッシャーを外すタッチ
〇ゴールを2か所設定した、1vs1
〇様々な制限を設定した、4vs2のボール回し
〇ゴールを2か所設定した、3vs2
全てのトレーニングで求めたのは、情報を入れることです
相手の位置を見る
味方の位置を見る
味方の身体の向きを見る
ボールの位置を見る
ゴールの位置を見る
これらの情報を入れるためには、顔を上げ視線を上げる必要があります
この情報を入れることが出来れば、
〇パスが通るコースが分かる
〇パスを受けれるポジションが分かる
〇ドリブルで運べるコースが分かる
〇ゴールまでのコースが分かる
〇相手に奪われないプレーの選択が出来る
情報が無ければ…例えば、足元ばかりを見て、プレーしていれば…
相手がどの方向から、どれくらいの距離にいて、どんなスピードで迫ってきているのかが分かりません
また、味方の位置や、ボールを運べるコースも分かりません
結果、慌ててミスとなったり、気が付いた時には、相手のプレッシャーを受け、ボールロストしたり…
上記の複数人でのトレーニングメニューを進めていくと、選手は情報を入れることに、少しずつ慣れていきます
情報を入れることが出来てくると、パスを受けれるコースや、ポジションが分かるので、自然とパスを要求する声が出始めました
声を出して、ボールを要求してと、こちらからは伝えていないのに、自然と声が出始めたのです
選手たちが成長した瞬間でした
勉強と同じで、「分かると楽しい」そんな様子で、選手たちがボールを追っていました
嬉しくなる瞬間です 私が…
蹴る・止める・運ぶに付け加えて、情報を入れることは、とても大切な技術です
4つの技術は、それぞれの技術を補い合う要素であり、プラスアルファをもたらす要素となります
ボールを必要としない、情報を入れる(見る)という技術は、すぐに出来る技術なのですが、出来ない選手が多いのが現状です
何故か?トレーニングしていないからです
ルートフットボールアカデミーでは、情報を入れるトレーニングを、常に行います
ボールを扱うトレーニングに、常に”見る”という技術を付け加えて、トレーニングをしています