
緊急事態宣言~まん延防止等重点措置で、活動を中断して3カ月。
久しぶりにトレーニングを行うことができました。
今までは、体育館や屋内人工芝の会場を利用していましたが、ルートフットボールアカデミーとして、初めての屋外人工芝の会場。

不安定な天候の中でしたが、幸運にもトレーニングの時間は全く雨に降られませんでした。
必ず行う、リフティングとインサイドキックのトレーニングからのスタート。
久しぶりに会う選手たちが、リフティングが上手くなっていたことに、驚きました。
3カ月の中断期間の長さが、選手の成長からも分かりました。
その後、フリーでのシュート練習。
ディフェンスを付け、プレッシャーを受けながらのシュート練習。
シュート練習では、蹴り足、立ち足のフォームチェックを行います。
ゴールを付けた、3vs2のトレーニング。
2vs2プラス1フリーマンのゲームトレーニング。
本日のテーマは、ルックアップ。
情報を入れること。
ゴールの位置
味方の位置
相手の位置
ボールの位置

常に顔を上げ、それらの情報を入れること。
ゴールを付けたトレーニングでは、ゴールを奪うこと。ゴールを奪われないこと。
それを実現する為に、どれだけ沢山の情報を入れることができるか。
ゴールが空いているのに、シュートを打たない。
前が空いているのに、ボールを運ばない。
目的が何か?
ということを、理解している選手と、理解していない選手では、プレーの選択が変わってしまいます。
その違いは、情報量の差だと思います。
顔を上げてプレー出来るだけで、プレーの選択肢が大きく広がります。
ゴールを付けたトレーニングでは、ルックアップを意識する前と、ルックアップを意識した後の、選手たちのプレーの選択肢が大きく変わりました。
ルックアップを意識するようになり、シュート数が大きく増えました。
顔を上げて、ゴールを見ることが出来るようになったからです。
逆に言うと、ルックアップ出来ていない間は、ゴールを見れていなかったことになります。
ルックアップのトレーニングは、今持っている技術をカバー出来る、とても重要なアクションだと、ルートフットボールアカデミーは考えています。
プロの選手たちの、素晴らしいドリブルやシュート等に目が行ってしまいますが、顔の角度、視線、情報を得る為に首を振ることなどに、注目することも、良い勉強になると思います。