選手がやる気になる3つのこと

選手がやる気になる3つのこと
やる気

やる気がある選手
やる気がない選手
楽しんでいる選手
楽しんでいない選手

その違いって?何だろう…

様々な理由があると思います

同じクラブ内の選手でも、選手によってそんな違いが見られることがあります

人数が多いクラブであれば、1stチームと2ndチームで選手のモチベーションが全く違っていたり…

「役割」「責任」「評価」

役割を持ち、責任を持ち、評価されている選手は、やる気に溢れ、楽しむことができると思うんです

この3つが、どれか一つでも欠けると、やる気が起こらずに、故に楽しむことができないと思うんです

指導者側から言うと、選手に対して役割を与えて、責任を持たせ、正しく評価できるということです

役割と責任は、指導者から選手に対して求め、指導者はその要求に対してどうだったかを評価する必要があります

<やる気がある・楽しめる選手の例>
役割:ボールをたくさん触ること
責任:ボールをたくさん触ろうとすること
評価:ボールをたくさん触ることが出来れば褒める
   ボールをたくさん触ることが出来ていなかったら指摘する

<やる気がない・楽しめない選手の例>
役割:ポジションは決まっているが、そこでの役割を持たされていない
責任:役割がないので責任も持てない
評価:選手に要求していないので、声掛けが無い
   褒めても、指摘しても、そのポイントを選手に伝えていないので、選手は               
   何故そのように評価されたかが分からない

指導者が選手に要求し、その要求に対して選手がどんなパフォーマンスをしているかを確認し、どうだったかを伝えられているか否か

簡単に言うと、指導者が選手を見ているか否か

有りがちなのは、指導者が「この選手はこれくらい…」と決めてしまい、現状で良しとしてしまい、要求しないチャレンジさせないこと

こうなると、指導者も選手も何となく時間を過ごしてしまうだけになってしまいます

指導者と選手間で要求があり、チャレンジすることがあり、その評価を伝える関係が出来ていれば、その時間は選手が成長できる時間になると考えます

選手は指導者から見てもらっている意識があれば、やろうとします
いいプレーをしても、サボっても指導者が見ていなければ、やる気になりません

大人の社会でも、同じだと思うんです
先輩、上司、会社の期待に応えようと頑張れるのは、その先に様々な評価があるからだと思います
「仕事が早くて助かるよ!」
「頼りになるね!」
「売り上げが上がった」
「業績が伸びた」

やってもやらなくても、評価が変わらない、評価されない環境であれば、前者とのモチベーションは全く違うはず

ジュニアやジュニアユースの選手は、そんな環境に大人より敏感だと思うんです

blogカテゴリの最新記事