見る技術

見る技術
Look around

サッカーをする中で、基本的な技術としてあげられることは、
〇蹴る(キック)
〇止める(トラップ)
〇運ぶ(ドリブル)
この3つです

アカデミーでは、この3つ以外に、「見る」ということを、技術ととらえて指導しています
「見る」ということは、「情報を入れる」ということです
〇ボールの位置
〇ゴールの位置
〇仲間の位置
〇相手の位置
〇etc
それらを見て、情報として把握するということです

情報を入れることは、蹴る・止める・運ぶの3つの技術と比べると、最も簡単な技術です
見るだけですから…
しかし、その簡単なことが、最も出来ていないんです

例えるなら、スマホを見ながら歩いているようなもので、周りが見えていないので、電柱にぶつかったり、自転車にぶつかったり…

スマホ事故

極端に例えると、周りを見ずにボールばかりを見ている状態は、明かりが全くない真っ暗な中で、サッカーをしているのと同じです
どこに何があるのかも分からず、どこから相手が来ているのかも分からない状態
だから、顔を上げて次のプレーをしようとしたときには、すぐ目の前に相手がいて奪われてしまうのです
それは、真っ暗な状態から、パッと顔を上げた時に初めて明かりがついた状態

明かりが付いた時には、目の前に相手がいてびっくりして慌ててしまいます
そして、相手にボールを奪われてしまったり、慌ててあらぬ方向にボールをけってしまったり…

これが、試合中の至る所で起こっているんです

キックのミス?トラップのミス?ドリブルのミス?
いずれかに当てはまるのかもしれませんが、その原因は何でしょう…
情報を入れることが出来ていれば、防げたミスが本当にたくさんあります
周りが見えていれば、慌てることはありません

誰かを驚かせようと、曲がり角に隠れて息をひそめている
驚かされる方は、隠れて待っていることが、事前に分かっていれば、驚くことはありません

次のプレーへの準備が出来るということなんです

「見る」「情報をいれる」「視野を広く持つ」
最も簡単な技術ですが、最も出来ていない技術

何故か?そこにフォーカスし、指導することが非常に少ないからです

ルートフットボールアカデミーでは、「見る」技術
「情報を入れる」ことを重視し、指導しています

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