
卒業を迎えたみんなへ
卒業を迎えた選手、保護者の皆様。
ご卒業おめでとうございます。
卒業する君の顔を思い浮かべながら、書いてます。
ルートのトレーニングに来てもらって、成長してもらえたかな?
初めてルートに来た君は、どんな感じだっただろう…
継続してトレーニングに参加してくれた君は、どう成長していっただろう…
毎回トレーニングを終えるたびに、君の成長を感じることが、コーチのモチベーションになっていました。
ルートは、もっとうまくなりたいと思う選手が集まる場所。
そんな君に、ルートを選んでもらい、関わり合うことが出来たことを、嬉しく思います。
これから先、サッカーを続ける君。
サッカー以外のことをしようと考えている君。
どんなことをしてもいいと思うし、やりたいことをやればいいと思う。
ただひとつ願うのは、どんな場所でもどんなことでも、輝いていて欲しい。
楽しいことだけではないし、辛く苦しいこともあるだろう。
その中で、君がルートに来てくれたように、自分を高められることを見つけて欲しい。
それは、高めてくれる人との出会いかもしれない。
それは、高めることが出来る場所なのかもしれない。
自分のペースで、歩を前へ前へと進めて欲しい。
100点目指してやると、しんどくなることがあるかもしれない。
そんな時は、今できる自分の100%を目指せばいい。
ルートでは、主に基本のトレーニングをしたよね。
これから大人になろうとする君には、人としての基本を身につけて欲しいと思う。
感謝すること
素直であること
挙げればたくさんになってしまうけど、既に君が頭の中で分かっていること。
時折、君に話したことがあるかもしれないけど、
「上手い選手じゃなくて、いい選手になって欲しい」
そう思います。
今まで、サッカーを続けることが出来たのは、サポートしてくれた人がいたから。
ボール。シューズ。シャツ。その他諸々。
当たり前のように買ってもらって、当たり前のように試合会場や、練習場所に送ってもらったり。
そんな当たり前と思っていることに、「ありがとう」と感謝の気持ちを持って欲しいな。
「ありがとう」
ありがとうって、漢字にすると、有難い(ありがたい)ってこと。
漢字で見ると分かると思うけど、有ることが難しいってこと。
有ることが難しいって、いつもない、貴重だってこと。
だから、「ありがとう」の反対の言葉は、いつも有る「当たり前」
君が今まで無意識に感じてきた、当たり前。
道具を買ってもらったり、時間になれば食事が取れたり。
それって、本当に当たり前?
有ることが難しいことなのかもしれない。
君がそう感じてくれるなら、「ありがとう」と感謝の気持ちを、伝えて欲しいな。
「ありがとう」が「当たり前」に言える人になってよ。
今まで、ルートに来てくれて、ありがとう。
保護者のみなさま
保護者のみなさま
改めまして、ご卒業おめでとうございます。
まだまだ、子育ては続きますが、一区切りですね。
お疲れさまでございました。
これから、生意気になっていきますね。いわゆる思春期ってやつがくるんですかね。
保護者のみなさまには、数あるサッカースクールの中から、ルートを見つけていただき、ありがとうございました。
しっかり探さないと、ルートは見つけられませんので、本気でサッカースクールを探してくれたのだと思います。
そんなみなさまと選手が来てくれたおかげで、私も選手たちを成長させるために、本気で関わらせていただくことが出来ました。
改めて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
黒葛原